物がゆがんで見えるのを「変視症:へんししょう」といいます。
網膜(眼の構造の図③) の中でも特に黄斑部(眼の構造の図⑦) の病気、あるいは網膜の周辺から黄斑部まで病変が及んだ時におこります。
この分野は「OCT」により診断、治療などが飛躍的に進歩しました。
加齢黄斑変性
(かれいおうはんへんせい)
やはり物を見ようとする時に中心になる部分である網膜の中の黄斑部(眼の構造の図⑦)というところが年齢的変化から傷んでくる病気です。
以前は欧米に多く日本にはあまりなかった病気ですが最近で日本にも増え、注目されています。
脈絡膜から発生する新生血管(:しんせいけっかん)と呼ばれる異常な血管を伴う滲出型と、新生血管を伴わない萎縮型に大別されます。
現在のところ検査方法、滲出型に対する治療方法ともに進歩が著しい分野です。