目が乾く感じ、『しょぼしょぼ』 する。
ドライアイ
人の目では角膜(眼の構造の図の )の上に(結膜にも)薄い涙の層が存在します。
この涙の層が何らかの原因で少なくなるのがドライアイです。
ドライアイにはいろいろな訴えや症状があります。
たんに乾く感じであったり、熱い感じであったり、異物感だったり、眼痛、あるいは頭痛だったり、充血だったり、肩こりだったりと様々です。
ドライアイには涙の分泌が少ないタイプのドライアイと涙の蒸発の速いタイプのドライアイがあります。
最近になり涙をたくさん出すようにする薬がでてきています。
眼科では人工涙液という涙と同じ成分の点眼薬を使ったり、涙の排水を少なくするようにする小手術などで対応しています。
涙点プラグ
眼瞼(まぶた)にある涙点という涙を排出する穴をプラグでふさぎ涙の排出量を減らし、貯留する涙の量を増やす方法です。きれいに挿入されたプラグはほとんど異物感はなくまた後に取り外すことができます。
コンピュータのモニターを長時間凝視していると まばたきが少なくなるのでドライアイになることもあります。
コンタクトレンズは前に説明した涙の層の上に乗っているので、涙が少ないと様々なトラブルの原因になりますので 要注意です。
眼科では外来の簡単な検査でおおよその涙の分泌量を測ることができます。
ドライアイ自己チェックシート
以下の項目にチェックしてください。5点以上ならドライアイの可能性があります。(慶應大学眼科の坪田教授製作の自己チェックシートです。)
最近では 使い捨てコンタクトレンズの中に ドライアイ用としてされている物があります。トラブルで困っている方は 一度試し下さい。