乱視とは?
乱視とは、角膜や水晶体の歪みにより、物を見るときに
焦点が1つに結ばれず、二重に見える、ぶれて見えるなど
ぼやけて見える状態です。
乱視の種類
乱視には大きく分けて、角膜乱視 と 水晶体乱視 があります。
水晶体乱視は通常の白内障手術でもなくなりますが、
角膜乱視は手術前とほぼ同じだけ残るので、術後にその影響が出ます。
乱視用眼内レンズ
乱視用眼内レンズ(トーリック眼内レンズ)使用することで、
白内障手術と一緒に乱視を矯正することができます。
トーリック眼内レンズは主に角膜乱視を矯正します。
現在、保険適用となっております。
乱視のある方全員が対象となるわけではありません。
適応のある方は、いくつかの検査後で医師が判断します。
当院では現在 下記の図の2つの乱視用眼内レンズを使用しております。
どちらのレンズにも小さなマーク → が付いています。
そのマークを術前の角膜乱視が強い部分に合わせ挿入します。
そうすると術後には角膜乱視が軽減されます
SN6AT3〜SN6AT9 ZCT150〜ZCT400
2009年より厚生労働省から乱視用眼内レンズが認可されました。
当院でも乱視用眼内レンズの挿入を多数行ってきています。
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